『経験』することと、『解決』することの間には？
ボクたちは、毎日なんらかの経験を積み重ねて生活をしている。
いかに単純な作業やルーティンな事であっても、何かしらの経験を毎日積み重ねているのである。
そして、人間はさまざまな経験を重ねていく事で、幾多の問題に対して解決していく術を学んでいくのだが、現代社会においての解決すべき問題は多様化され、その解決が新しいサービスやビジネスへとなっているのではないだろうか？
では、それらのサービスやビジネスモデルは必ず、自ら積み重ねた経験からくるものなのだろうか？

答えは、ノーだろう。さまざまな問題に対する解決を見出すにあたりまずは、その問題の背景をどれだけ見出す事ができるか？　人の苦しみや、悩みをどこまで想像できるか？
その人たちの問題をどこまで察する事ができるか？

そうした状況の中で、瞬間的に出会った人やさまざまな情報から得られる追体験も含めてセンスやアイディアが研ぎ澄まされてゆく。

想像力をフル回転させ、人の痛みをどこまで察する事ができるか？で、ボクたちの考える社会に対するさまざまな解決策は生まれて来るのではないか？