世界の飢餓を考えるき…
世界の飢餓を考えるきっかけに・・・
食が豊かな国、日本。
そんな日本に住む(では無い方も見ていただいているかも知れませんが!)私たちは食べる物に困ったという経験が無いひとがほとんどではないでしょうか?
少し前の事例になりますが、本日はこの記事を紹介したいと思います!
http://greenz.jp/2016/07/13/805_million_names/
スウェーデンの有名スター選手でもあるズラタン・イブラヒモビッチ選手が、自らの身体を使って飢餓を訴えたこの行動は非常に多くの人に飢餓の問題を考えさせるきっかけになったことは間違いありません。
現在、筆者は日本に住み、ありがたいことに職にも就くことができ、日々の生活の中で「世界に飢餓で苦しんでいる人がいる」という状況に中々目が行かない現実があります。
この記事を読んだ時、ある一冊の本の事を思い出しました。
■ 世界がもし100人の村だったら
池田 香代子 (著), C.ダグラス・ラミス (翻訳)
この本は2001年に出版され、2003年〜2009年までに6回ほどテレビシリーズとして番組が放送されました。
視聴した当時、小学生だった筆者はかなり衝撃をうけたことをよく覚えています。
すごく個人的な話になりますが・・・
番組を一緒に視聴していた父が、次の日、家族全員に1冊づつこの絵本を買ってきました。
恵まれた環境で暮らしていることが悪いことではない。
世界には厳しい環境で生きている人がいるの関わらず、こんなに贅沢をしていいのか・・・と罪悪感をもつのではなく、
素晴らしい環境のもとに生まれたことに感謝しなさい。
そして食べ物を無駄にせず、大切にしなさい。
といい、プレゼントしてくれたのです。
今でも筆者の中で忘れがたい一冊となっています。
出版から15年経ち、
2016年度版の「世界がもし100人の村だったら」が
公開されたようです!
http://grapee.jp/180655
飢餓の記載を2001年度版と比較してみると、
ー2001年度版
世界がもし100人の村だったら
100人のうち
15人が肥満で
20人が栄養不足で
1人が餓死状態なのです。
ー2016年度版
世界がもし100人の村だったら
100人のうち
21人が肥満で
63人が健康、
15人が栄養不足で
1人が餓死状態なのです。
栄養不足が20人から15人へ減少していますね。
ただ、肥満の人数が15人から21人へと増えており、
依然として、世界規模で食料の偏りがあることがわかります。
大変むずかしい問題ではあるかと思います。
ただ、小銭でもいいから募金をしてみるなどの小さな行動が
いずれ飢餓状態の「1人」を助けることになるかもしれません。
是非、皆さんが飢餓や世界情勢を考える。
「考える」とはいかないまでも、
「気にかける」きっかけになれば幸いです。