社会における『ヒトの…
2016.11.22 [tus]
社会における『ヒトの気持ち』って?
リアルとオンラインの中を行き来するボクたちの日常は、それぞれの自己表現を上手く融合しながら最適化した気持ちの発信をしています。SNS上のスタンプのみで会話が成立することも、気持ちのいい風景のスナップだけをその瞬間の気分としてアップすることも簡単にできるし、そういう相手の気持ちもなんとなく判るコミュニケーションが日常生活で当たり前のように繰り返されている。
そのような社会の中で、『ヒトの気持ち』ってどこまで理解し、思いやれているのだろうか?AIは、次第に我々と自然な心の通い合いが出来てくる。そんな遠くない未来の社会のなかで、自分に合わせて貰えるコミュニケーションに慣れきった日常の中で、相手に対する思いやりや心尽しの気持ちは、少しずつ希薄になってくるのではないだろうか?
緩く広い繋がりの中よりも、深く広い繋がりのある関係を築いていくときに、成熟したオトナのたしなみも必要になってくる。
さまざまな状況に対応した高度なデジタルツールに、このような機能が搭載されてくるのだろうか?
デジタルの発達とともに『ヒトの気持ち』というものを、自分中心から相手中心に考えていける事がこれからの社会で改めて大切になってくると思う。