ボクたちにとっての『…
ボクたちにとっての『SOCIAL GOOD』って?
SOCIAL GOOD ってキーワードが世の中でBUZZっぽく言われ始めたのは、東日本大震災以降、日本中の多くの人たちの思考が、“社会にいいこと”的な流れになっていた頃だったのではないだろうか?震災直後の5年前は、まだ社会のための対象が東北の被災地であり、そこに住んでいた被災者の人たちに向けての活動だったり、援助だったりをしていく事が日常において当たり前のようになっていた。
平和でそこそこ恵まれているニッポン。
ボクたちは、そんな日常生活の中で突然襲って来た、未曾有の震災を通して、困っている人のために自分に何が出来るのだろうか?と考えるようになって来たのではないか?
そして、ボクたちは社会のためになる選択肢を選ぶという志向を日本人として、この時に身につけ始めていたのではないだろうか?
震災から5年が経ち、世間では東日本だけではない、自分たちの住む地域のことをもっと盛り上げていくことも重点に置くようになって来た。国政が推し進めている、地方創生という考え方だ。
そもそも東日本の被災地エリアの多くは震災前には、過疎化が進んでいて、第1次、2次産業の高齢化と流動人口の減少による産業の低下等、課題は山積みだった。そこに震災という未曾有の被害に見舞われたことで、全国から様々な人材や知識・アイディア・センスが集まり、コミュニティを活性化させ、人々に生きる糧を生み出し、生きがいを作り出していったことは、ある種の大きな地方創生につながる大切なロールモデルになったのではないだろうか?
そこで今、ボクたちは考える。『SOCIAL GOODって何?』
非常事態の時だけじゃない地方の様々な合意形成を、もっとしなやかに小気味好く、小さなコミュニティから、大きな共同体へ、さらには自治体や行政機関までも巻き込むような新しい活動。自分たちの日常生活を観光資源に変換する考え方。
コミュニティの中で循環してゆく様々なリソース。楽しく豊かな生活を送る価値観の再発見。
情報インフラが整備され、どこからでも情報発信ができる現在、
我々は、様々な価値観の中で、社会にいい事、みんなにいい事、家族にいい事、自分にいい事を、たくさんの選択肢の中からベストチョイスしていかなくてはいけない。
新しいコミュニティのあり方とは、どういう価値観が共有されて成立していくのか?新しい価値観とは、家族や大切な人たちにとってどういうものなのか?
Frontier SOCIAL PLUSは、これから様々な考え方や価値観を紹介しながら、新しい発見をみなさんと共有していきたいと思います。