恵比寿鯨祭プロジェクト
[日本の鯨食文化の啓蒙を、地域活性×グルメイベントで発信]
恵比寿鯨祭プロジェクト(東京都渋谷区恵比寿地区)
(1)会う
クジラをなんとかしたいという話。
ミンククジラの赤身をどうにかして、たくさんの人たちに食べてもらい、
その美味しさの再発見と、古くから日本にある鯨食文化の啓蒙PRを推進するということを、
役員の友人である大丸氏から伺い、(株)共同船舶の志水氏を紹介してもらう。
そこで、クジラの現状、調査捕鯨から食肉用に出荷される部位でも、
赤身部分がなかなか消費されにくく、 おいしく食べるためのメニュー開発や、
クジラを食べる事の出来る店舗の開発や、さまざまなタッチポイントで、
クジラ料理を体験させることが必要だと理解。
(2)見つける
くじらを愛する人と、恵比寿を愛する人の出会い。
コミュニケーションツールの開発
クジラを愛する人と、恵比寿の街を愛する人たちが出会い、
昔からクジラは海の神様で、漁師の神様である恵比寿さまと 同一視されていたことを知る。
渋谷区の恵比寿は、海もないところだが、都内でも随一の飲食店のメッカなエリア。
この恵比寿の街で、いろんな人たちにクジラを食べさせるための、
地域コミュニティイベント『恵比寿鯨祭』を企画。
地域活性にも繋がるアプローチとして、この企画の賛同者を探していく。
(3)動かす
恵比寿の人気飲食店21店舗が動きだした
恵比寿の街の情報に詳しい、地域密着メディア『恵比寿新聞』の高橋氏の協力も得て、
恵比寿周辺の人気飲食店21店舗とのタイアップで、
オリジナル鯨メニューを提供することが出来た。
更には、東日本大震災で被害に遭った、宮城県の鯨のまちで震災以来中止されてきた、
“牡鹿くじら祭”への復活の支援金活動や
牡鹿中学校の修学旅行に上京した生徒たちの体験学習に、
恵比寿でくじらのカン詰販売イベントをコーディネートする等現在も交流は 続いており、
恵比寿鯨祭も少しずつ地元の人たちに広がり、夏の風物詩になりつつある。
日本古来からの鯨との関係を再発見し、 |
CHALLENGE:
鯨食の体験と理解
日本で行われている調査捕鯨で 水揚げされたミンククジラ等の 食肉の消費が滞り、
大量に保管 されている現状から、これら鯨肉を 消費する為に、
日本古来から 伝わる鯨食文化を若い世代に対して 啓蒙し、鯨食への理解と、
おいしく食べる鯨肉料理の 体験を促す。
SOLUTION:
逸話を元にしたフェスタの開催
昔、鯨の事を恵比寿さまと呼んでいた 逸話を元に、
東京の若い世代が集まる 飲食スポット『恵比寿』にて、
海のない恵比寿の街で、 鯨をテーマにして、鯨の化身と言われて いる
“恵比寿さま”をキャラクターに 恵比寿周辺の飲食店参加のもと
鯨肉オリジナルメニュー開発し、 鯨に感謝するコミュニティフェスタを開催。
RESULT:恵比寿の鯨?が話題に!パブリシティに於いては4.5億の広告換算 でPRされ、 |